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咽喉頭異常感症

のど(咽喉頭)に異常感があるものの、通常の耳鼻咽喉科診察では訴えに見合うような病変が見られないものを咽喉頭異常感症といいます。いくつかの検査を行い、疾患の有無を確認します。原因は多岐にわたり、現実的にはすべてを調べるのは困難です。

原因

過長茎状突起、頸椎異常(変形牲頸椎症)、舌骨異常、舌扁桃肥大唾液腺疾患、唾液の分泌不足慢性咽喉頭炎慢性扁桃炎、腺窩性扁桃炎(陰窩性扁桃炎)扁桃肥大喉頭アレルギー気管支喘息、喉頭軟骨の形態・化骨異常、アレルギー性鼻炎慢性副鼻腔炎による後鼻漏逆流性食道炎、胃食道逆流症、咽喉頭(酸)逆流症、食道アトニー、胃下垂、上咽頭炎(鼻咽腔炎)、ソーンワルト病(Thornwaldt、鼻咽頭嚢)、咽頭腫瘍、喉頭腫瘍喉頭癌、咽頭・喉頭異物、咽頭食道憩室、上部食道悪性腫瘍(下咽頭がん、頸部食道がん)、喫煙過多、   加齢に伴う燕下障害、鉄欠乏性貧血(プランマー・ビンソン症候群)、悪性貧血、自律神経失調症、肥満、心肥大・大動脈瘤、脳梗塞後遺症、内分泌異常(糖尿病、性腺機能障害など)、甲状腺疾患(慢性甲状腺炎、甲状腺腫、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症など)、薬物の副作用、心身症、うつ病、神経症、がん不安、呑気症(どんきしょう)、生活環境(公害、社会問題、家庭問題)、ヒステリー球(感覚球)、梅核気など

主な検査

  1. 鼻咽喉頭内視鏡検査/鼻やのどに炎症や腫瘍性病変があるか確認します
  2. レントゲン、CT、超音波/副鼻腔炎、頭頸部腫瘍、甲状腺疾患の有無などを確認します
  3. 胃カメラ/逆流性食道炎、胃炎、食道がんなどの有無を確認します
  4. 血液検査/鉄欠乏性貧血や甲状腺機能低下症などの有無を確認します

検査の結果異常があればその疾患の治療を行います。耳鼻咽喉科以外の疾患の場合は他科をご紹介します。

検査に異常がない場合は経過観察となります。しかし小さな病変は初検査でも分からないこともありますので、症状が続く場合は一定期間ののちに再検査が望まれます。

特記事項

  • 病名は現時点での診断です。経過観察中に変わることがあります。
  • 原因が判明せずご不安な場合は、大きな病院へご紹介も可能ですので、  遠慮なくお申し付けください。
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