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起立性調節障害(OD)

病気について

起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation, OD)とは、自律神経の機能が乱れることにより、立ち上がったときにめまいやふらつき、動悸などが生じる疾患です。高齢者の方と思春期の子どもに多く見られます。

原因と病態

自律神経は、血圧や心拍数を調整する働きを持っています。起立性調節障害では、自律神経の調節がうまくいかず、立ち上がった際に血圧が低下しやすくなり、脳への血流が減少することでめまいやふらつきが生じます。成長期の子どもでは自律神経が未熟であるため、特に起こりやすくなります。

症状

・朝起きるのがつらい、午前中に体調が悪い

・立ちくらみ、めまい、ふらつき

・動悸、息切れ

・倦怠感、集中力の低下

・乗り物酔いしやすい

・気温や天候の変化に弱い

診断

・問診や自律神経の検査(シェロング試験、ヘッドアップティルト試験)を行い診断します。

治療

1)生活習慣の改善

・水分と塩分を十分に摂取する

・規則正しい生活を心がける

・軽い運動(ウォーキングなど)を継続する

・朝の光を浴びることで自律神経を整える

2)薬物療法

・血圧を安定させるための薬(ミドドリンなど)を使用することがあります。

・自律神経を調整する漢方薬を用いる場合もあります。

予防と対策

・朝起きたらゆっくりと体を起こし、急に立ち上がらないようにする。

・こまめな水分・塩分補給を意識する。

・ストレスを溜めないようにする。

特記事項

起立性調節障害は、成長とともに改善することが多いですが、生活の質に大きな影響を与えることがあります。症状が続く場合は、適切な治療を受けることをおすすめします。

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