鼻出血
鼻出血、いわゆる鼻血は、多くの方が経験する一般的な症状です。特に小さなお子さんやご高齢の方によく見られますが、年齢に関係なく誰にでも起こりえます。鼻の粘膜は非常にデリケートで、少しの刺激でも出血しやすいのが特徴です。鼻をいじったり、乾燥した空気を吸い込んだり、鼻炎や副鼻腔炎などの炎症が原因となることもあります。ほとんどの鼻血は自然に止まりますが、頻繁に繰り返したり、なかなか止まらない場合は、耳鼻咽喉科を受診して原因を調べることが大切です。いおぎ耳鼻咽喉科では、患者さん一人ひとりの状況に合わせた丁寧な診察と適切なアドバイスを心がけています。鼻血でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。井荻駅から徒歩5分とアクセスも便利です。
鼻出血の原因
鼻出血の原因は様々ですが、大きく分けて局所的な原因と全身的な原因があります。
局所的な原因
- 鼻を触る・いじる・・鼻の粘膜は非常にデリケートなため、爪で引っ掻いたり、強く鼻をかんだりすると出血することがあります。特に小さなお子さんは、無意識に鼻を触ってしまうことが多いです。
- 乾燥・・空気が乾燥すると鼻の粘膜も乾燥し、ひび割れやすくなります。冬場やエアコンの効いた部屋では、加湿器などを使って湿度を保つことが大切です。
- 鼻炎・副鼻腔炎・・鼻炎や副鼻腔炎などの炎症があると、鼻の粘膜が弱くなり出血しやすくなります。
- 外傷・・鼻をぶつけたり、転んだりして鼻に外力が加わると、血管が傷つき出血することがあります。
- 異物・・小さなお子さんが、おもちゃやビーズなどの異物を鼻に入れてしまうことがあります。異物が鼻の粘膜を刺激し、出血の原因となることがあります。
全身的な原因
- アレルギー性鼻炎・・鼻出血でお困りの方のほぼすべてに当てはまります。血管が破れやすくなります。
- 高血圧・・高血圧の方は、血管がもろくなっていることがあり、鼻出血を起こしやすい傾向があります。
- 血液疾患・・白血病や血小板減少症などの血液疾患があると、血液が固まりにくくなり、鼻出血が止まりにくくなることがあります。
- 血管の病気・・血管が弱くなる病気(例・・遺伝性出血性末梢血管拡張症)があると、鼻出血を繰り返すことがあります。
- 薬の影響・・血液をサラサラにする薬(抗凝固薬や抗血小板薬)を服用している方は、鼻出血が止まりにくいことがあります。
鼻出血によって引き起こされる病気
ほとんどの鼻出血は、一時的なもので自然に止まりますが、頻繁に繰り返したり、なかなか止まらない場合は、以下の病気が隠れている可能性があります。
- 高血圧・・高血圧が原因で鼻出血を繰り返す場合は、血圧のコントロールが必要です。
- 血液疾患・・白血病や血小板減少症などの血液疾患が疑われる場合は、血液検査などの精密検査が必要です。
- 腫瘍・・まれに、鼻腔や副鼻腔に腫瘍(良性・悪性)ができ、鼻出血の原因となることがあります。
鼻出血が続く場合は、自己判断せずに、耳鼻咽喉科を受診して原因を調べてもらうことが大切です。
鼻出血の処置や治療法
鼻出血の処置は、出血部位や原因によって異なりますが、多くの場合、以下の方法で止血できます。
応急処置
- 安静にする・・興奮したり、体を動かしたりすると血圧が上がり、出血しやすくなります。楽な姿勢で座り、安静にしましょう。
- 鼻を圧迫する・・親指と人差し指で鼻翼を挟み、5~10分程度圧迫します。口呼吸をしましょう。
- 冷やす・・鼻を冷やすと、血管が収縮し出血を抑える効果があります。
医療機関での治療
- 止血処置・・出血部位を確認し、電気凝固や薬剤(血管収縮薬)を用いて止血します。
- ガーゼやスポンジによる圧迫止血・・出血がひどい場合は、軟膏ガーゼや止血用スポンジを鼻腔内に挿入して圧迫止血を行います。
- 原因疾患の治療・・高血圧や血液疾患などが原因の場合は、それぞれの疾患に対する治療を行います。また、アレルギー性鼻炎が疑われる場合は内服薬で経過を診ます。
鼻出血についてのよくある質問
Q1. 鼻血が止まらないときはどうすればいいですか?
A1. まずは、上記の応急処置を試してみてください。それでも30分以上止まらない場合は、医療機関を受診してください。また、大量に出血した場合や、意識が朦朧とする場合は、救急車を呼んでください。
Q2. 鼻血が出やすい体質なのでしょうか?
A2. 鼻の粘膜が弱い、乾燥しやすいなどの体質的な要因もありますが、鼻を触る癖がある、鼻炎や副鼻腔炎があるなども鼻血が出やすい原因となります。生活習慣を見直したり、鼻の炎症を抑える治療を行うことで、鼻血を減らすことができます。
Q3. 鼻血が頻繁に出る場合は、どんな検査をしますか?
A3. 鼻の中を内視鏡で観察し、出血部位や鼻の粘膜の状態を確認します。必要に応じて、血液検査を行い、血液疾患や凝固機能異常の有無を調べることがあります。
院長より
鼻血は、お子さんからご高齢の方まで、誰にでも起こりうる身近な症状ですが、繰り返す場合は、原因を特定し適切な治療を行うことが大切です。当院では、鼻の構造や機能に精通した耳鼻咽喉科専門医が、丁寧な診察と的確な診断を心がけております。鼻血の原因となっている鼻炎や副鼻腔炎の治療はもちろん、生活習慣のアドバイスや鼻のケア方法など、患者さん一人ひとりに合わせたきめ細やかなサポートを提供いたします。鼻血でお困りの際は、どうぞお気軽にいおぎ耳鼻咽喉科にご相談ください。皆様が安心して快適な毎日を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。
